旅と思索社の廣岡です。気が付けば、ビールより日本酒の方がいいかな? なんて思う季節になってきました。
いよいよ、旅と思索社から最初の本を刊行いたします!!
タイトルは『二十世紀酒場(一) 東京・さすらい一人酒』。
著者は、Tabistory.jpで「街を歩けば・・・お気楽収集旅」を連載いただいている多田欣也さんです。
本書は、著者が二十年の歳月をかけて東京の大衆酒場を飲み歩き、雰囲気や感想を書き残した味わいのある手書きイラストを中心に構成された、酒場めぐりの記録です。
また還暦を迎えた著者がこれまでの人生で学んだ、酒のたしなみ方、一人酒の楽しみ方、酒場でのマナーやルールをはしご酒形式で新たに書下ろし。イラストも随所に盛り込みました。
読んでいるうちに、消えゆく、変わりゆく昭和の古き良き酒場の雰囲気がよみがえり、ふと訪れてみたくなる、そんな本に仕上がっています。
著者は本書でこう書いています。「いい店はいい顔している」
ほんとうにその通りなのです。私も本づくりに携わってから、立ち飲み、カクウチなどでの一人酒にすっかりはまってしまい、先日は平日朝から赤羽ではしご酒してきました!
日本の古き良き酒場は、予想以上のスピードで消えていっています。ぜひ、日本の文化を支えてきた「大衆酒場」にあなたも一度足を運んでみませんか?
【本書概要】
書名:「二十世紀酒場(一) 東京・さすらい一人酒」
判型:B6判変型
頁数:モノクロ160ページ
定価:(本体1,500円+税)
ISBN:978-4-908309-01-4 C0095
発行発売:旅と思索社
発売日:「二十世紀酒場(一) 東京・さすらい一人酒」 2015年10月9日
「二十世紀酒場(二) 東京・想い出はしご酒」 2016年1月初旬
【本書の構成】
まえがき
一章 母を尋ねて一人酒
二章 はしご酒で酒場論
三章 東京のラビリンスで迷いたい
四章 もつ煮込みの匂いに誘われて
五章 この道一筋は、偉いことです
六章 はしご酒で酒場論 二
七章 カクウチは誇るべき日本文化である
八章 安いんだから、しようがない
九章 ここはいったい何屋さんだろう?
十章 大衆食堂で昼から堂々と
十一章 はしご酒で酒場論 三
十二章 私の選んだ世界遺産
はしご酒で酒場論 四 あとがきにかえて
付録イラスト地図
第1巻では、80店のお店を紹介しています。
全国書店で予約可能な申込書を下記よりダウンロード可能です。ぜひご活用ください!