新刊「カウボーイ・サマー」を5月に刊行します!


四六判変型/並製/288ページ(予定)

四六判変型/並製/288ページ(予定)

 みなさんにとって「カウボーイ」とはどんな存在でしょうか。
 幌馬車、若い娘、酒場、荒くれ者、ガンマン、決闘……。年配のみなさんの頭に浮かぶのは、昔の西部劇のイメージでしょうか。
「まだカウボーイっているんですか?」若い方たちからはこんな声が聞こえてくるかもしれません。

 「カウボーイ」は、北アメリカの大地で今でもしっかり根を張り生き続けています。
 でも、カウボーイとはいったい何をして暮らしているのだろう……本書の著者で、「2600キロ、カウボーイを追いかけて」を連載中の前田将多さんも同じことを考えていました。

 前田さんの父が愛したカントリーミュージック。息子の彼もまた、同じ曲を聴きながら、カウボーイが暮らす広い空と、果てしなく続く大地へのあこがれを強くしていきました。
 そして2年前。彼は「カウボーイとは何なのか」を自ら確かめるために15年勤めた電通に別れを告げました。40歳の転機でした。

 海を越え、たどり着いたのはカナダ中西部・サスカチュワン州にある広大な牧場。
 牛や羊、馬たちと接しながら未経験の労働を通して、時に自分の力の無さに涙し、また単調な仕事の中に今までとは異なる労働の喜びを見出します。
 初めて出会う、現代のカウボーイたちの心意気。言葉は多くなくとも、それを肌で感じながら深まっていく友情と絆がありました。

 20年以上持ち続けたカウボーイへの憧れにケリをつけようと、コピーライターのキャリアを捨てて挑んだ、ひと夏の冒険。3か月間の喜怒哀楽、そして姿や形を変えながらも脈々と未来へ続いていくカウボーイへの愛が本書には込められています。

 【本書概要】
  書名:「カウボーイ・サマー 8000エイカーの仕事場で」
  判型:四六判
  頁数:オールカラー288ページ
  予価:1,944円(本体1,800円+税)
  ISBN:978-4-908309-05-2 C0095
  発行発売:旅と思索社

  発売日:2017年5月25日(予定)
  
 【著者について】
  コラムニスト、クリエーティブディレクター。株式会社スナワチ代表。
  1975年東京に生まれる。米国ウェスタンケンタッキー大学卒業、法政大学大学院中退。現在は関西在住。
  株式会社電通に入社後、関西支社で主にコピーライターとして約15年勤務。退職後、カナダの牧場でカウボーイとして働き、
 帰国後株式会社スナワチを設立。また、コラムニストとして、「月刊ショータ」、「ハフィントンポスト」などで執筆活動を行っている。
  著書に、「広告業界という無法地帯へ」(毎日新聞出版)がある。

 【参考】
  Amazon商品ページ