「Tabistory.jp」編集部の廣岡です。
先日の21日日曜日、妻と私の母の三人で世田谷区・二子玉川にある「玉川大師」に行ってきました。久しぶりの家族サービスです。
わたしの母は以前からお護摩の時は訪れていたそうなのですが、わたしは初めて。
ここには知る人ぞ知る地下霊場があり、都内に居ながら四国八十八か所巡りができるのです!
お線香に燻された真っ暗な地下のトンネルを手探りで歩くこと数分、突然明かりが灯っている部屋にたどり着くと、そこにはたくさんの仏様。その光景に圧倒されてしまいました。
20分ほどで霊場巡りは終盤。母に、戌年生まれのあんたの守り本尊は「阿弥陀如来」様だからと促され、恥ずかしくも、これまた母の用意してくれた四十五円を「始終ご縁がありますように」と如来様にお供えして、霊場を後にしてきました。
本当だったら、実際にお遍路したいのですが、なかなか難しい。そんな願いをかなえてくれる場所がこんな身近にあるのは何ともうれしいことです。久しぶりに信心深い気持ちになりました。
少し遅めの昼食を三人で取り二人と別れ、一人用事を済ませて外に目をやれば、雨はすっかり上がって気持ちの良い黄昏。歩いて家まで帰ろうと空を見上げると、そこには「虹」が!
穏やかな気分になれた日曜日でした。