今日の街角――編集ダイアリー2015.9.14


9月に入ってから、ずっと天気が優れない日が続いていましたが、ようやく回復しましたね。
今朝、目が覚めて雨戸を窓を開るとひんやり心地よい風。今日は久しぶりに駅まで歩いてみようかなという気分になりました。

 

 

普段、駅まで行くにはバスか自転車を使用するのですが、歩くときは駅まで続いている川沿いの土手道を歩いていきます。
ここを通れるのは人と自転車のみ。車が来ないので安心です。
幸いにも、出かけるタイミングでいい感じに雲が立ち込め、汗をかかなくていい感じでほっとしました。

 

 


 

 

道のわきに、実が大きくなった栗や、小さなつぼみを付け始めた金木犀を発見。
気がつかないうちに秋は少しずつ深まっているんですね。
間もなく、金木犀の花が満開になって、甘い香りで充満した夕暮れの土手道を歩くのが楽しみです。

 

 

紫がかった青色が美しいサルビアの花のそば通りかかると、「ブーンブーン」という低い羽の音。
久しぶりに見つけたクマバチ。残り少ない季節の花の蜜を懸命に集めていました。

 

 


 

 

一人、ゆっくり歩きながら、さまざまなことを考えてみる。
昔のこと、今のこと、未来のこと――。
気がつけば、普段は忙しさのあまり? 深みにはまっていくのが嫌だから?
なんとなく避けている、そんなテーマに一石を投じてみる。結局答えは出ないのだけれど。

自分自身と言葉遊びを楽しみながら、およそ1時間で駅に到着。
短くて、有意義な朝のひとときでした。

 


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