昨日、エアコンのスイッチをようやく冷房に切り替えた。
15時、ドアをノックする音。
仲間とギャラリー展示をしたいというHさんとIさんが「出発点」を見に来られたのだ。
わたしが以前関わっていた絵本教室を通して知り合ったお二人である。
年明けにお会いしたとき、わたしが事務所にミニギャラリーと本を売る店をオープンする話をしたところ、興味を持ってくださったのだ。
聞けば、例年仲間たちとギャラリーで絵本作品の展示をしていたが、コロナの影響で今年は開催を迷われていたとのこと。
少しだけ状況が変わったのを機に、秋以降に作品に直接触れる機会が少ない原画の展示だけでもしてみたいということでご相談に見えられた。
さらに絵本作家の多屋光孫さんも合流されて、いろいろ話をしながら、こんなこともできそうだ、あんなこともできそうだと、わくわくしている自分がいることに気づく。
この場所から何か新しいことが始まっていくという、「出発点」の本来の姿を垣間見たような思いがした。
「これからまだまだたくさんやることがあるぞ!」と、明るく自分に言い聞かせた。