決算ですよ ――編集ダイアリー2020年6月16日


 今日は何を書こう、そう思いつつも書く気にあまりなれない。
 というか、迫りくる決算申告書の提出締め切りのことで頭がいっぱいなのである。

 決算申告だけは、大企業も零細企業も規模に関係なく慌ただしいもののようだ。

 まずは領収書の整理。
 先日も少し書いたけれど、溜まれば処理も大変になる。
 がんばってこれは先週ようやく終わらせた。
 どこからか古い領収書が新たに見つかる可能性は否定できないが……。

 いまさら書くまでもないかもしれないが、企業会計は今の時代、パソコンを使った処理がほぼ当たり前である。
 旅と思索社も創業以来、専用の会計ソフトで処理している。

 はじめは以前勤めていた会社で使用していた同じ開発元のソフトを使用していたが、会社の3期目からはクラウドを利用した会計サービスの利用を始めた。
 これまでのソフトでは一つずつ手入力する必要があった領収書も、エクセルで必要項目を一覧データにして取り込んでからチェックするだけである。
 画像での取り込みだってやろうと思えばできる。
 さらに、銀行やクレジットカードの明細もネットバンキングなどのサービスを経由して自動で取り込み処理してくれる。ほんとうに楽になった!
 もし、会計がすべて手書き処理だったら……会社はすでに存在していないだろう、間違いなく。

 でも、いちばんたいへんなのは、棚卸しだ。
 本の保管をしてもらっている委託倉庫は在庫管理が徹底しているので不安はないが、自分の事務所に散在する本の在庫を数えるのが気が重い。そして、在庫が全く減っていないのも気が重い。
 これだけは自分だけで黙々と数量を数えるというアナログ作業しなければならない。考えるだけでも辛い。
 (出入庫が少ないのだから毎月差分で棚卸すればいいのでは? という心の声が今しました……)

 この作業を乗り越え、あれやこれやと抜け落ちた伝票を処理し、会計士の先生に仕訳帳と総勘定元帳を手渡す。
 決算上の細かい処理の指示やアドバイスを受けて伝票を振り替えたり、さらなる漏れを修正し、晴れて税務署に提出する決算申告書が完成するのだ。

 いつもわたしの処理が鈍いので、提出日は期限ぎりぎりの6月30日。
 それが終わるといつも数日間は放心状態になる。
 今年もそうなる予定である。

 さあ、今日は棚卸しの後のビールを自分へのご褒美に頑張ろう!

 

 


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