必死な一日だった。
土曜日の絵本学校の勉強会でお話しする原稿を書いていたら15ページ、13000文字にもなってしまった。
自分でもこんなに書けるのかと思うくらいの分量になってしまった。。
これだけ書いたとしてもそのまま全部読むことはきっとないのだろうが、これだけ書いておけば途中で困ることもないだろう。要するにお守り代わりである。
この編集ダイアリーの修行は、こんなところでも役立っているのだと今日、ようやく実感した。
たった千数百字の埋め草的原稿でも毎日それなりに書くというのは大変だ。始めはすらすらとは書ことができず、ずいぶんイライラもがっかりもさせられた。
でも、毎日でも書くための「脳」を毎日少しずつでも鍛えておくことはやはりいいだった。内容はともかくとしても。
テーマさえあれば書くことができるようになった、しかし、今度はそのテーマが問題である。
最近はこれを書こう、そう思って書き出すと、「あれ、以前にも同じことを書いたような」そう思って過去の記事を読み返してみると……書いていたということが発生するようになった。
要するにそれくらいのネタしか持ち合わせていないという大きな問題が明るみになった。
書きたいことは意外にあるように思っていた。
だが、書き始めは別なのだが、結論がどれも同じになってしまう奇妙な現象が発生するのは、やはりわたし自身の引き出しの数が少ないのが問題なのだろう。
引き出しはそんな簡単には増やせはしないから、これは長期戦で取り組まなければならない課題だ。
いつも傍らにメモ帳でもおいて、気になったことを片っ端から書き付けていくか。
そんなことくらいからしか始められないけれど。
でも、これが本来修行すべきことかもしれない……そんな気がしてきた。