いつもながらのきょろきょろ運転でありまして、危ないと云えば危ないのですが、まぁ、周りは前方も含めてちゃんと見てはおります。
それほどオーソドックスな名前でもないのに、その地域ではちゃんと地名として道路標識やバス停になっている名前がありますね。千葉や茨城などの田舎道を走っていると、思わずドキッとする地名に出会う時があります。
やはりいいのはバスが通っている道ですね。ちょっと気になったら撮影をしないといけません。後でまた来るだろうとか、帰り道に撮ろうとかというのは、まず駄目ですね。撮影できません。わざわざUターンしてまで撮らなくてもいいんじゃないのと同乗する奥様に言われたりしますが、宝物を見つけたら、収集しなくてはいけないのです。
田舎に行くとバス停も片側にしかなかったりする場合もあるので、注意が必要です。国道や県道のあの、何号線ですという標識にも地名が書いてあります。本当に日本というところは親切なところです。高速道路も100メートルごとに東京からの距離数などを表記しているプレートがありますが、結構金もかかると思うのですが……。
ところで、一つだけこの親切な地名の表記に言いたいことがあるのですが、案内するなら最後までちゃんと案内しろってことですね。「あっ、右に行くと佐倉なんだ」とかで、走っていくと、途中でその「佐倉」の案内が、消えてしまう場合があります。その場所に着いた時も地名は消えてしまいます。そして知らないうちに通り過ぎたりします。ナビ無しのおっちょこちょいきょろきょろ収集旅には、地名表記が頼りなのであります。最後まで案内をよろしくお願いします。
今どきの名前ですね? とはいえイメージが強すぎますから、頭に浮かぶのはあの人の姿かたちであります。それもいいでしょう? 「マツコ」だったらもっといいでしょうけど、まずないでしょうね? まだまだ捜し歩いていない地域がいっぱいありますから、「杉子」とか「梅子」なんてのは見つかりそうです。
5年前の震災・津波でもちゃんと残ったバス停です。なぜに鈴子なのかは知りませんが、鮭の卵を筋子……スジコですから、目の前の河はサケの遡上する川、なにか関係があるかもしれません。
実際にこの名前の人はあまりいるようにはみえませんが、砂子という地名はたまにある「砂子沢(砂小沢・いさござわ)」などもありますね?
これも地名ですが、「おまご」と読むそうです。ちょっと見すると「なんだこの名前!」と驚きます。まぁ、男ですからドッキリします。そんな変な名前ではないのであしからずです。
「古」ですからね、子だともっといいのですが、残念です。野鳥、ワシタカ科にミサゴというのがいますが「鶚」と書きますから、もっと地名になる可能性はないですね。
いよいよ在庫も少なくなり、「子」のつかない名前になります。国道の標識ですが、この逆おむすび型は一キロごとにあるようで、よく利用させていただいております。これはちゃんと「まり」と読むようですね? 全国の真里さんが喜んでいることでしょう。
これも千葉県旭市の幾世さん。なかなかいい地名のバス停ですね? 一世を風靡した「いくよくるよ」さんの女性漫才がありましたが、お亡くなりになったのがどちらかは私は知らないので、すみません。
男の名前です。これもこの名前の漫才トリオがありましたね? 「チョーサクでーす!」ここは千葉市、「ながさく」と読みます。
久夫さんは、茨城県は竜ヶ崎にいらっしゃいます。これも「きゅうぶ」と読むんですね。続けて読めば「竜ヶ崎久夫」……演歌歌手に居そうですね?
大作さんは千葉県の佐倉市です。この名前の地名はかなりありそうですね。縁起も何となくよさそうだし、農業地帯でありそうです。ここは今は工業団地です。「大作」ですから、それもふさわしいといえばふさわしい。
千葉に住んでいますので自然に多くなりますが、千葉市にいらっしゃる「末吉」さんです。正式には「すえよし」です。確か近くに「永吉」というのもあった気がしますが、撮影していませんでした。永ちゃんファンには聖地ですね?
久夫さんとおなじ茨城県竜ケ崎には平三郎さんもいます。こういう名前はいかにも歴史がありそうで、この地域の開発を率先してやった、このあたりの庄屋さんの名前にちなんでいそうな気がします、まったくの想像です。
そしてちゃんと苗字と名前がそろったものも竜ケ崎にはあります。「下田歩」さんです。「歩」さんも話題の名前? ですから、ここに住んでいる人たちは自慢でしょうね。
これは不思議な地名だなと思いましたが、この地域の二つの地名、もしくは有力者の名前を、「一人じゃまずいべ」ということで両方採用したんじゃないでしょうかね。「井上藤井」ですからね? これも茨城県行方市でした。ちなみに斜めに黒いのが走っているのはレンズのゴミです。すみません。
おまけです。高速の福島県内のパーキングにありました。確かにそうなんだろうけど、同じくっつけるにしても、もう少しやり方も書き方もあったんじゃないのかな? なかなか馬と鹿の漢字が続くことはないのかもしれませんが、それだからこそ、少しだけ気を使っても良かったと思います。まぁ、こっちとしてはこれの方が楽しいからいいのですが……。
ということでこれからも面白い地名を求めて、バス停と道路標識を探しにきょろきょろさせていただきます。